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脅威の固定スプレッド!!

2020年11月27日金曜日

天然ガス第4週まとめ

みなさん今日わ。

さて,天然ガスの環境も少しずつ変わってきていますね。

オーバーシュートは,免れたとは言いがたいですが,かなりその可能性俳句句鳴ったとみておいた方がいいでしょう。

また,現況は長期予報的には暖冬が予想されています。

ここからは,寒気が入るたびに,戻りを打っていく戦略でいきたいな,と考えておりますが,逆バリなので早期に死亡する可能性が高いです。ただ,ロングを狙っていこうにも,暖冬が邪魔して,寒気が入ってこない限りは上昇が見込めません。つまり、こちらはお祈りトレード。

よって,リスク的には戻りを売っていく方が低いのではないかと現状は判断しています。

天然ガス在庫は各社予想の8Bcf減に対して18Bcf減。予想よりも大きく下げてきました。目先は,上昇の可能性が高いですね。

天然ガス採掘用リグは77基(+1基)、原油採掘用リグ241基(+10基)と共に前週より増加。冬に合わせてかと思いますが,在庫を取り崩しているので,マイナス材料には鳴らなさそうです。

LNGの輸出需要は25日の時点で10.7Bcfと過去最高水準となっており、好調な輸出が続くと予測されている。世界的に,ワクチンで経済回復の兆しが出てきたせいか,輸出が好調です。また,バイデン大統領は,二酸化炭素削減を目指していますので,それも天然ガスには好調なのかもしれません。

今後の気温予報は2週間後まではアメリカ南部から大西洋岸で平年以下の気温となるが、今冬はおおむね暖冬の見通しで例年より暖房用需要は伸び悩むと予想。とすると,昨年の最高値付近には到達が難しいと考えておくべきかと思います。


2020年11月20日金曜日

天然ガス第3週まとめ

こんばんわ。ぎんいろです。

なんだか,実習&講義のダブルパンチで相変わらずデスマーチ気味です。

さて,天然ガスを久しぶりに更新できそうなので,していきますが。

基本的には,ロックダウン,暖冬が重しとなっておりますが,季節的に2月までにかけては

上昇しやすいので,押したところを買っていきたいですが,今のところめどが立たない

それが天然ガスの現状のように思っています。


・天然ガス在庫は各社予想の11Bcf増に対して33Bcf増。このあたりも重しとなっています。結局,11月13日時点の天然ガス在庫量は3958Bcf(有効容量の92.9%)であり,一時的な改善は認められましたが,結局。という感じ。

・11月12日-11月18日の天然ガスの供給量は前週比で3.9Bcf減少した95.8Bcf。11月20日発表の天然ガス生産用リグ数は2基増加した73基なので、全体的に生産を落としていることでしょうか。判断しにくい。

・生産量が前週比で2.2Bcf増加した90.6Bcfとなり90Bcf台を回復。リグも増えているので,結果には反映されないという所か。このあたり、生産量のコントロールは冬にむけて,と言う風に考えるのがベターか。とすると,暖冬では今のガスの価格からすると,良くない。

・11月12日-11月18日の国内総需要量は前週比で14.1Bcf増と大幅回復した75.6Bcf。少しずつ寒くなるにつれ,という流れか。ロックダウンが始まれば巣ごもり需要も高まる可能性が高い。一方で,工業利用の割合が高いので,ここはそこまで気にはならないか。


先週から、天然ガスの値動きが荒い。

上げ下げを繰り返しており,材料に反応している。素直に,レンジと捉えて,取引するか別銘柄を狙う方がbetterだろう。この状況で取引すれば,天底のダブルパンチを食らいそう。

 

2020年11月1日日曜日

天然ガス10月第4週まとめ

最近,こちらに力を尽くす時間が無くて申し訳ない。

来週が担当している講義の最後なので,そこからはまた復帰できると思われる。

・1週間の天然ガスの在庫増加量は各社予想の32Bcf増に対して29Bcf増。寒気の流入もあり,消費が加速したのか。生産量は前週比で1.2Bcf減少した87.3Bcfとなっており,ダブルパンチの可能性がある。また,電力需要は前週比0.3Bcf減少した28.9Bcf,住宅用・商業用需要は前週比4.3Bcf増加した20.7Bcf,となっており,判断が難しいところ。

・10月23日時点の天然ガス在庫量は3955Bcf(有効容量の92.8%)。現状在庫量の増え方が鈍化し,冬の暖房に向けての需要量が上がっていく可能性が高い。とするならば、オーバーシュートの可能性は以前よりも低いが,依然として,高いところにあると思われる。

・10月20日発表の天然ガス生産用リグ数は1基減少した73基、原油生産用リグは6基の増加。価格上昇の材料が増えてきていると考えておくべきか。これに加えてコロナウイルスによるロックダウンも始まり、巣ごもり需要としての天然ガス価格の上昇が見込まれる。


このように,これまで下落と判断していたが,上昇寄りの考えになってきている。一方で,積み上がっている在庫が市場に意識されるのではないかと予想していたのだが,目線をフラットにすべき時期に入っているのかもしれない。

ただ,天然ガス市場は需給の状況と合わない上昇が続いている。上昇は投機によるものと考えられるが,新型コロナウイルスの感染拡大で需要の伸び悩みも予想される中で、判断の難しい値動きが続いている。

来週は目線をフラットに。

むしろ,天然ガスのトレードはしばらく控えた方がいいのかもしれない。

7月3週 天然ガスまとめ