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脅威の固定スプレッド!!

2022年9月30日金曜日

9月5週目 天然ガスまとめ

こんにちわ。忘れていたわけではないです,多分。

さて,天然ガスは 7.2-6.5付近の大きなレンジを形成して動いている様に見える。欧州の天然ガス不足の懸念と,リセッション懸念が縄を引いているようで,日ごとに高値,底値,そんな動きを形成している。

途中,ハリケーンというイベントもあったが,こちらはそこまで大きな影響として出ていなかったようにも見えるが,レンジを形成させるよう陰萎なってもいたと思われる。

さて,データはどうであろうか

・TheDeskが行った天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は86Bcfから105Bcfまでの幅があり,中央値は99Bcfと推定されている。9月23日に終わる週の貯蔵所への純注入量は103Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量77Bcf,昨年の同週の純注入量86Bcfと比べ,増加した。稼働中の天然ガス在庫は2,977Bcfで,5年平均より306Bcf(9%),昨年の同時期より180Bcf(6%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を2%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年平均の9.5Bcf/dと同じであれば,10月31日の総在庫は3,339Bcfとなり,この時期の5年平均3,645Bcfより306Bcf低くなる。

・ベーカーヒューズ社によると,9月20日(火)までの1週間の天然ガスリグ数は,前週比2リグ減の160リグとなっている。

・Bloomberg Finance, L.P.の海運データによると,9月22日から9月28日の間に,LNG船20隻合計75BcfのLNGが米国から出航した。

・南ルイジアナの LNG 輸出基地への天然ガス出荷量は 8.2Bcf/d と比較的横ばい,南テキサスの基地への出荷量は 2.4Bcf/d とやや増加した。その他の LNG 輸出基地への天然ガス出荷量は前週と変わらず,米国内の LNG 輸出基地への天然ガス出荷量は今週平均 11.6Bcf/d であった。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス供給量は全体で前報道週比0.4%(0.4Bcf/d)増加した。乾式天然ガス生産量は,前週比0.2%0.2Bcf/d)増の99.2Bcf/d,カナダからの平均純輸入量は3.1%0.2Bcf/d)増となった。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比1.0%(0.6Bcf/d)減となった。発電用の天然ガス消費量が前週比12.1%(4.4Bcf/d)減少したが,産業部門の消費量が2.8%(0.6Bcf/d)増加し,住宅・商業部門の消費量が35.2%(3.1Bcf/d)増加して,ほぼ相殺された。メキシコへの天然ガス輸出は6.0%0.3Bcf/d)増加しました。米国のLNG輸出施設への天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.6Bcf/dで,先週より0.1Bcf/d近く増加した。

以上だ。

在庫統計が増加したものの,天然ガスの先物価格は微減であった。6.6位にあるレジタンスを抜けていくかと思ったのだが,結局は買われる。時間の問題と考えるべきか,ここを起点に冬の急騰となっていくのか,難しいところ。

ノルドストリームへの攻撃もあり,カオスであることは間違いない。リセッションを懸念していくなら,原油の下落がもっとあっても良いようにも思える。そうしたところから考えると,起点になる可能性が高いと思っている。

2022年9月26日月曜日

9月4週 天然ガスまとめ

おはよう。

3連休だったため,のんびりしていたらあっという間に月曜日だった。そんな中天然ガスは大幅に下落した。リセション懸念から,大幅な在庫統計の増加によってと言うところもある。またテクニカルとしても三尊完成からの下落なので,大きな下落になるのは仕方が無いかもしれない。

先週からショートを狙っていたが,ショートのタイミングが悪く,何度か損失を出したものの,下落に乗って,資産が戻っている。やはり少しズレているようだ。

さて,データはどうだったろうか。

TheDeskが調査した天然ガスアナリストによると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は90Bcfから104Bcfの範囲で,中央値は97Bcfと予想された。916日に終わる週の貯蔵所への純注入量は103Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量81Bcf,昨年の同週の純注入量77Bcfと比べ,増加した。稼働中の天然ガス在庫は2,874Bcfで,5年平均より332Bcf10%)少なく,昨年の同時期より197Bcf6%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を3%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年平均の9.7Bcf/dと同じであれば,1031日の総在庫は3,313Bcfとなり,この時期の5年平均3,645Bcfより332Bcf低くなる。

・ベーカーヒューズ社によると,9月13日(火)に終わる週の天然ガスリグ数は,前週から4リグ減少し,162リグとなった。

・Bloomberg Finance, L.P.の海運データによると,9月15日から21日の間に21隻のLNG船(サビーンパスから7隻、コーパスクリスティから4隻、キャメロン・パスとカルカシウパスから各3隻、コーブポイントとエルバ島から各2隻)が米国を出発し、合計79BcfのLNG輸送能力を持ったことが判明した。

・ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比0.1%0.1Bcf/d)増加した。乾式天然ガス生産量は前週比0.6%0.6Bcf/d)減少し,カナダからの純輸入量は前週比12.7%0.7Bcf/d)増加した。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比1.0%(0.7Bcf/d)の減少となった。発電用の天然ガス消費量は前週比1.1%(0.4Bcf/d)減少し,産業部門は1.8%(0.4Bcf/d)減少した。家庭用・業務用では1.0%(0.1Bcf/d)増加した。

ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比0.1%0.1Bcf/d)増加した。乾式天然ガス生産量は前週比0.6%0.6Bcf/d)減少し,カナダからの純輸入量は前週比12.7%0.7Bcf/d)増加した。

ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比1.0%(0.7Bcf/d)の減少となった。発電用の天然ガス消費量は前週比1.1%(0.4Bcf/d)減少し,産業部門は1.8%(0.4Bcf/d)減少した。家庭用・業務用では1.0%(0.1Bcf/d)増加した。


以上だ。


少し気になるのはリグ稼働数の減少。このまま下落のトレンドに入っていくかもしれないけどね。2月に向けて,ショートを

2022年9月16日金曜日

9月3週 天然ガスまとめ

おはよう。

今週の天然ガスは,昨日とその前が物語っていた。ストがありそうだと上昇し,結局起きなかったようで,での下落。その後の在庫統計もあり,戻るkと尾はなく8.2台での推移となっている。間違いなく上下で食らった人いるよね。

個人的には,上昇ではないかと考えていたものの,材料が判明してからは下目線に切り替える事が出来たか,と思っている。

さて,データはどうだろうか

TheDeskが行った天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は65Bcfから78Bcfの範囲で,中央値は72Bcfと推定されている。99日に終わる週の貯蔵所への純注入量は77Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量82Bcf,昨年の同週の純注入量78Bcfと比べ,減少した。稼働中の天然ガス在庫は2,771Bcfで,5年平均より354Bcf11%),昨年の同時期より223Bcf7%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を5%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年平均の10Bcf/dと同じであれば,1031日の総在庫は3,291Bcfとなり,この時期の5年平均3,645Bcfより354Bcf低くなる。

・ベーカーヒューズ社によると,9月6日(火)までの週の天然ガスリグ数は,前週比4リグ増の166リグとなった。

Bloomberg Finance, L.P.が提供する出荷データによると,98日から914日の間に20隻のLNG船が米国を出航,合計74BcfLNG積載能力があった。

PointLogicのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比0.8%(0.9Bcf/d)減少した。乾式天然ガス生産量は前週比0.3%(0.3Bcf/d)減少した。カナダからの平均純輸入量は,前週比9.6%(0.6Bcf/d)減少した。

・PointLogicのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比 3.9% (2.7 Bcf/d)減となった。発電用天然ガス消費量は,西海岸の猛暑が収まったことで前週比 8.1%(3.2Bcf/d) 減少した。産業部門は0.6%0.1Bcf/d)増加,家庭・商業部門は4.9%0.4Bcf/d)増加した。メキシコへの天然ガス輸出は3.7%0.2Bcf/d)増加しました。米国のLNG輸出施設向け天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.2Bcf/dで,先週より0.1Bcf/d減少した。

以上だ。

全体的に生産量が維持されつつあり,経済へのブレーキが懸念されている。








流れを見れば,まだ上昇か? 終値が7.6を割らない限りは,まだ上昇ととってもよさそう。

2022年9月9日金曜日

9月2週 天然ガスまとめ

おはよう

すっかり天然ガスの在庫統計であることを忘れていた。天然ガスは大きく暴落した。原因としてはリセッションによる需要減と,生産が高まるのではないか,というものからであると考える。個人的には,7.6位までは下がるのか,と思っていたのだが,そこまで下げるわけもなく,7.9を推移している。

さて,データはどうだろうか。

TheDeskが行った天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は47Bcfから66Bcfの範囲で,中央値は54Bcfと推定されている。92日に終わる週の貯蔵所への純注入量は54Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量65Bcf,昨年の同週の純注入量48Bcfと比べ,昨年よりは増加したが,平均よりも減少している。稼働中の天然ガス在庫は2,694Bcfで,5年平均より349Bcf11%),昨年の同時期より222Bcf8%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を5%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年平均の10.2Bcf/dと同じであれば,1031日の総在庫は3,296Bcfとなり,この時期の5年平均3,645Bcfより349Bcf低くなる。

・ベーカーヒューズ社によると,8月30日(火)までの1週間の天然ガスリグ数は,前週から4リグ増の162リグとなった。

・BloombergFinance,L.P.の出荷データによると,9月1日から9月7日の間に18隻のLNG船が米国から67BcfのLNG運搬能力を持ち,出港した。

・PointLogicのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比1.1%(1.1Bcf/d)の増加となった。乾式天然ガス生産量は平均99.8Bcf/dで,前週比0.9%(0.9Bcf/d)の増加となった。カナダからの平均純輸入量は,先週から4.8%(0.3Bcf/d)増加した。

・PointLogicのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比2.1%(1.5Bcf/d)減となった。これは,西海岸の猛暑が東海岸とミッドコンチネンタントの冷涼な天候と釣り合ったためである。産業部門の消費量は前週比1.2%(0.3Bcf/d)増加した。家庭用・業務用部門では4.9%(0.4Bcf/d)減少した。メキシコ向け天然ガス輸出は4.4%(0.3Bcf/d)減少した。米国のLNG輸出施設向け天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.2Bcf/dで,先週より0.2Bcf/d増加した。

以上だ。

冬の需要も考えていくべきだが,強弱入り交じる感じ。ちょうど,証拠金もないことなので,休んでいよう。

2022年9月2日金曜日

9月1週 天然ガスまとめ

おはよう。

天然ガスはふらふらし,レンジ内で推移している。おおよそ,8.8-9.4と,他の商品からすると幅広いのかも知れないが,レンジとしてみても良いだろう。日足をみていくと,三尊を形成しながら,それを否定しようともがいているようにも見える。

リセッションの懸念と冬に向けた天然ガスの在庫への不安について,綱引きをしている状況だろう。レンジであれば,レンジとしてとればいいのだが,今後がはっきりと見えてこないので,なかなか取引できない。

昨日ショートを久しぶりにしてみたものの,インがかなり中途半端だったので,見事に焼かれました。待つことが,個人投資家に出来る最大の優位なのにね。

さて,データはどうっだったろうか。

 ・TheDeskが行った天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は49Bcfから63Bcfまでの幅があり,中央値は57Bcfと推定された。8月26日に終わる週の貯蔵所への純注入量は61Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量46Bcf,昨年の同週の純注入量21Bcfと比較すると,増加した。稼働中の天然ガス在庫は2,640Bcfで,5年平均より338Bcf(11%),昨年の同時期より228Bcf(8%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を4%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年間の平均である10.1Bcf/dと同じであれば,10月31日の総在庫は3,307Bcfとなり,この時期の5年間の平均3,645Bcfより338Bcf少ないことになる。

・ベーカーヒューズ社によると,8月23日(火)までの1週間の天然ガスリグ数は,前週比1リグ減の158リグとなった。

・Bloomberg Finance, L.P.が提供する出荷データによると,コンステレーション社が運営するマサチューセッツ州ボストン近郊のエバレットLNG施設において,LNG船が約3Bcfの貨物を排出した。

・ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比0.9%(0.9Bcf/d)増加した。乾式天然ガス生産量は,前週比0.7%(0.6Bcf/d)増加した。カナダからの平均純輸入量は,前週比5.4%(0.3Bcf/d)増。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比3.9%(2.7Bcf/d)増となった。発電用天然ガス消費量は,前週比5.9%(2.2Bcf/d)増加した。週平均気温は,西海岸から中州,そして北東部まで,米国の大部分で平年より高くなった。産業部門の消費量は前週比0.6%(0.1Bcf/d)増加した。家庭・商業部門では3.2%(0.3Bcf/d)増加した。メキシコ向け天然ガス輸出は2.2%(0.1Bcf/d)増。米国のLNG輸出施設への天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.0Bcf/dで,先週より0.4%減少した。

以上だ。

7月3週 天然ガスまとめ