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脅威の固定スプレッド!!

2020年10月11日日曜日

天然ガス10月第2週まとめ

天然ガスに知見はない。


天然ガスは,先週大きく下げたが今週の動きとしては,月曜日に吹き上げ,火曜日あたりから下げ,金曜日に月曜日までの値を戻す,という超絶ハードモードな値動きとなった。

スイングしようにもかなりしがたい,相場となっている。

基本的には戻り売り方針は変わらないのだが,先週の動きを見る限り

2.5付近には強い買い意欲があるようで,ココがなかなか抜けて来ないようである。

ただ,上値も2.7中盤あたりで跳ね返されており,レンジになっている可能性は否めない。

さて,先週のまとめだが

・1週間の天然ガスの在庫増加量は各社予想の72Bcf増に対して75Bcf増加しており,値動きとしては一端下げたが,需要,天候などから上に動く展開となった。

・10月2日時点の天然ガス在庫量は3831Bcf(有効容量の88.9%)。オーバーシュートは目前に近づいているが,現状は意識される一層でない日があるように感じる。もしくは織り込んできている可能性も否めない。

・9月25日発表の天然ガス生産用リグ数は1基減少した74基。加えて,ハリケーンの影響もあり、今週の新井値動きの原因を作っていると考える。

・10月1日-6日の需要量は64.5Bcfと前週比で4.1Bcfと大幅に増加。またこちらについても上昇の一因となっている。やはり,経済復旧は,天然ガス需要の引き戻しを期待させるため,こちらにも注意が必要である。

俯瞰してみると,今週の動きは,先週の下落に対する自律反発の可能性が捨てがたい。もちろん,需給,ハリケーンなどのファンダメンタルズもあったわけだが,それ以上に在庫統計が,まずい。

来週はここが意識されるか,特に木曜日の在庫統計ではハリケーンの影響に注目があつまる。統計次第では,オーバーシュートの日数が11月にずれ込み,冬の暖房需要と混じっていく可能性がある。その場合、値動きは非常に読みづらくなってしまうので注意が必要である。

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