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脅威の固定スプレッド!!

2021年4月18日日曜日

4月3週目 天然ガスまとめ

こんにちわ。Twitterの不具合のせいで,いつにもまして暇な休日ではあるが,ウマ娘の育成だけははかどっている。無課金ではあるが,はじめて,トウカイテイオーのAランクが作れた。

さて,そんなことはどうでもいいので,天然ガスの動きを見ていこう。

先週の天然ガスは登り調子であった。週の初めが2.4台であり,また下げていくのかな,と思い見ていたが,そんなことはどこ吹く風のように,2.68で終わっている。不安定な相場が続いている。2.4-2.7の幅広いレンジとしてみていくのも良いが,まぁ,参加者が少なく閑散とした相場が続いているのかもしれない。

おおよそのところ,天候による価格の上昇ではなく,ここのところ継続していた輸出の増加が改めて意識されたのではないかと思っている。当然,需要が伸びれば価格は上がるのである。

当然のことをつぶやいても仕方がないので,データを見ていこう。

・天然ガスの在庫統計は,61Bcfで,予想の67Bcfを下回っている。この予想より小さい積み増しも価格を支えている要因と考えている。加えて,ガスの供給が先週は104であったが,今週の一日平均は102.9Bcfと下回っており,救急の不安からも回が詰まったのではないかと思う。

・一方でリグ稼働数は先週の91基から93基と2基の増加となっており,冷房需要や輸出量の増加を見越して稼働数が増えているのではないかと思われる。

・また,米国の天然ガスの総消費量は、前のレポート週と比較して3.6%減少していた。ただ,発電用に消費される天然ガスは、週ごとに5.7%増加しており,住宅及び商業用の需要が大幅に減っている。これは例年よりも気温が高いことに起因しているが,大きな変動は見られていない。

・また,先の輸入量についてだが,「よそうかい」の記述だと,輸出量の増加が見られているとのことだったが,EIAによると輸出量が減少しているとのことである。このあたり,「よそうかい」は無料の所しか見ていないためはっきりとしていないが,政府筋のEIAの情報が正しいと思われる。

・大口の建玉は,ショートに傾いている。

このような状況である。

前の週も同じことを述べたが,やはり今のところ仕掛ける時期ではないように見える。大口の逆張りをするのも良いのだが,今のところ,価格を上がれば売り,下げれば買いといったレンジを想定しながらポジションを取っていく方が良いよう見える。

そろそろ,夏の冷房需要に向けて,準備を始めておきたいところ。

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