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脅威の固定スプレッド!!

2021年4月5日月曜日

天然ガス 4月 第1週まとめ

おはよう。

倦怠感は継続しており,大変身体はだるいが,それでも,少しは書こうと思う。今回はそんなに長くかけないので,あまり良い内容とは思えないので,あしからず。

天然ガスの昨週の流れは,2.6-2.7程度での推移であった。比較的底堅く推移している印象だが,上にも抜けることが出来ておらず,珍しく退屈な値動きであった。確かに,暖房需要の減退もあり,一方で,ロックダウン再来といったこともあるが,経済再開が加速化している,といった期待も渦巻いて,どっちつかずの動き。

閑散としており,今後の冷房需要が出てこない限りはこのまま横に推移していきそうな気がしないでもない。


データ的にはどうだろう。

・在庫統計は久しぶりにプラスとなっていた。予想は+32Bcfだったが,結果としては+14Bcfとなっており,予想よりも在庫の増加量が低い。また,5年間(2016〜 2021年)の平均引き出し量は24 Bcfで,昨年の正味引き出し量は20Bcfであった。稼働中の天然ガス在庫は合計1,764Bcfであり、これは5年間の平均より36 Bcf低く、現時点では昨年より225Bcf低くなっている。

・一方で,日生産量は103.3となっており,昨週よりも0.2増えてはいるものの,昨年は106.1のため,昨年ほどの増加量はない。

・リグも変わらず92のままである。判断には困るが,本格的な天然ガスの消費量が戻ってくるのはまだ先の話なのかも知れない。一方で,天然ガスの輸出量は87Bcfとなっており,徐々に増加していることがわかる。

総評していくと,暖房需要の後退から在庫が増え始めている。ただ在庫自体は例年と比べて少なく,また生産量も低い。今後の経済復帰云々の前に,今年の夏の天気予報に目を光らせておくべきなのだと思われる。

最近の傾向から,夏は酷暑となる傾向が強い。とすると,現状の生産量や在庫では,今年の夏に対応しきれない可能性が出てくる。在宅ワークも増えていくだろう事から,自宅での冷房使用が増えていくのだと思われるので,今年の冷房需要シーズンの天然ガスの動きは,かなり暑いのではないかと思う。

この退屈な値動きの中で仕込む価値は充分あるのではないだろうか。


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