おはよう。
土地が見つからない。まぁこの辺は仕方が無いし,急いで焦っても意味が無いのでのんびり行きたいところ。そんな週末を過ごしていた。さて,天然ガスの様子だが昨週はどうだろう。
天然ガスは横横の展開で,特に材料が無かったように思える。在庫統計自体は,60Bcfとよそくの64を下回ることとなったが,先週のように在庫の増加が抑えられたわけでもなく,まぁまぁ,といったところではないだろうか。
そのほかにも特に材料がなく過ぎているため,横の展開となったと考えられる。
・EIAの発表によると,今年の4月までの天然ガスを利用した発電量は,同時期の7%減少となった。2017年より伸び続けていた天然ガスによる発電が一旦頭打ちになったのだろうか。再生可能エネルギーとの競争もあり,こうした減少につながっている可能性がある。天然ガスによる発電量は2022年まで続くと見込まれており,2021年に6.8%減少し、2022年にはさらに2.3%減少すると予測されている。
・一方で,3月までの暖房需要については,増加し,冬期の生産高は減少したため,今年の冬の価格は上がっていたのだと考えられる。
・天然ガスの供給は103.8と先週より,0.5多くなり,昨年の100.2と比べると3.6の増加が見られている。一方で,天然ガスの在庫は合計1,958 Bcfで,前年のレベルより15%低く,5年(5年)より3%低くなっている。また,昨年の在庫増加は103Bcfであった。稼働中の天然ガス在庫は合計1,958Bcfであり,これは5年間の平均より61 Bcf低く,現時点では昨年より345Bcf低くなっている状況である。
・リグ稼働数は2基増えている。生産量増加への期待が持てるのではないだろうか。
・昨日の報道だが,原油生産施設へのハッキングがあり,朝から原油価格は上昇している。落ち着くまでは,天然ガスも同じようについて行くのではないだろうか,と考えている。
以上である。
大きく見ていくと,天然ガスの価格自体は下がっていくように見えるが,短期的には冷房需要との綱引きがあり,上昇していくのではないだろうか。ただ,現状はやはりトレードには適していないように思える。夏の需要,冬の需要を捉え,長期的にショートにベットしておきたい。
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