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脅威の固定スプレッド!!

2021年5月17日月曜日

5月2週目 天然ガスまとめ

おはよう。最近,月曜日の朝更新なのは,土日に土地やら家やらに関することをしているのでなかなか更新している暇が無いからである。さて,朝の天然ガスだが,久しぶりの窓開け。何があったんだろうか,と思いながら,情報をS具っているものの特筆したものは……見つけられない。

また,欧州時間から情報がちらほら出始めるはうなので,放置するのが一番であろう。

しかし,先週までの横横プレイから,行きなら3.0を越してくるのは本当にやめてほしいなぁ。だがまぁそうも言っていられない。いつでも市場は市場の味方であり,我々はそこについて行くしかない。

さて,データを見ていこう。

・5月7日までの1週間の作動ガスへの正味注入量は合計710億立方フィート(Bcf)であった。予想が76Bcfであるので,在庫の増え方としては,多くない。また,5年間(2016〜 2020年)の平均正味注入量は82 Bcf,昨年の正味注入量は104Bcf。やはり天然ガスの在庫が例年よりも逼迫している状況と言える。

・現在の,天然ガスの在庫は合計2,029 Bcfで,前年のレベルより16%低く,5年(5年)より3%低くなっている。夏の冷房需要がいかほどかにもよるうえに,現在の経済活動の戻り具合も見ていくと,不足がより強調されるかも知れない。

・IHS Markitのデータによると,米国の天然ガスの総消費量は,前のレポート週と比較して6.3%増加している。南部の温暖な気温が冷房需要を減少させたため,発電用に消費される天然ガスは週ごとに5.6%減少したようだ。産業部門の消費は,週ごとに2.3%増加。

・住宅および商業部門では,気温が通常よりも低い中西部および北東部での暖房需要の増加により,消費量が39.5%増加しました。メキシコへの天然ガスの輸出は4.7%増加して6.2Bcfに。米国の液化天然ガス(LNG)輸出施設(LNGパイプラインの受領)への天然ガスの供給は,平均して11.2 Bcf / dで、先週とほぼ同じレベルとなっている。

・リグ稼働数は,先週の96基から103基となり急に増加している。生産量自体は,前のレポート週と比較して0.5%増加した。そこまで多くはないように見えるが,今後どの程度まで増加していくか注視が必要である。

今週のデータはこのようである。

全体的に生産量が増加していく流れだが,それ以上に昨年や五年平均と比べて,在庫が逼迫している状況である。やはり経済の再開に伴い,押し目買いと行きたいところだが,押し目待ちに押し目無し,という格言の通りなのかも知れない。


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