天然ガスに知見はない。
天然ガスは昨日在庫統計であった。
予想が57Bに対して,58Bと微増する結果となったが,発表後やや上昇して
その価格帯で落ち着くことになっている。原因としては,輸出雑煮帯する期待感から買われていたが在庫統計が蓋をした,という形になっている。
さて,天然ガスの短期的な価格予想(8月11日時点)だが(出典EIA)。
まとめると
・米国における天然ガスの消費量は824億フィートと昨年から3%減少する見込み
・天然ガスのスポット価格は2020年が2.11(MMBtu),2021年に3.14と成ることが見込まれている
・米国の天然ガス生産量は2019年の92.2(Bcf/d)から減少し,2020年で88.7,2021年で82.7と減少していく見込み
・一方で輸出量については,2020年に5.5(Bcf/d)から2021年には7.3の見込みとなっている。
・現在の貯蔵量は2015からの五年平均に比して15%多いと予測されている
・電力消費量は,2020年は昨年より3.6%減少すると予測されている
という状況である。
多くが価格を下げる材料になっていることがわかるが,生産量の減少と輸入量が増えていることがわかる。今年度は価格としては低迷しそうだが,翌年からは上昇に乗っていく可能性が高い。
狭いレンジ。持ち合いでどっちに? pic.twitter.com/kvOyqjdx3Z
— ぎんいろ (@yurinagasi46) August 14, 2020
まだまだ動きそうにない。
気温予測も再び暑くなっているようなので,上昇圧力にも成っているが……
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