天然ガスに知見はない。
さて,9月3週目のまとめをしていこう。
・在庫統計は予想の76Bcfにたいして,大幅な増加の89Bcfとなった。やはり,需要に対しての生産の過剰があらわになっている。
・9月11日時点の在庫は3614Bcfとなっており,五年平均は3193Bcf,昨年は3079Bcfとやはりかなり多い状況。
・生産量は1.4Bcf減少し,全体では87.7Bcfとなっている。リグ稼働数は1基減少した。
・9月10日-16日の需要量は前週比で横ばいで81.1Bcfを維持している。
電力需要が前週比2.2Bcf減少した32.8Bcf。暑さも一服し,これ以上の冷房需要は見
込めない。
LNG輸出は前週比2.4Bcf増加した7.0Bcf
メキシコ向けのパイプライン輸出が0.3Bcf減少した5.7Bcf
となっている。
価格推移としても,週前半は2.5台を維持していたが,在庫統計から,予想以上の在庫増と冷房需要の原書が懸念されている点から,2.0となっている。特に期先のものは2.0を割りそうで,非常に危うい。
昨年の今頃は2.3となっており,今年の低下が著しい。
基本方針は戻り売りだが,ここまで価格が落ちてくると,戻りを狙いにくい。
一旦、来週は様子を見ておいてもいいし,資金に余裕があるのであれば
突っ込んでいっても良いと思われる。ただ,2.5付近まで耐えれることが前提だが
ここまで耐えるならば,冬の暖房需要にかかってくる。
押し目を狙いたいところだが,繰り返しているように,10月のオーバーシュート待ちが無難なところ
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