おはよう。
お盆休みも本日で終わりである会社と,そうでない会社があるのだが,僕はお盆休み中だ。お盆休みにもかかわらず,今年早まった科研の申請書を書きに来ている。早まるのはいいんだけれども,お盆挟んでいるのであんまり変わっていないような気もする
さて,渦中の天然ガスだが,4.1台から一気に下げて3.8台前半まで価格を下落させた。テキサスの風力発電の復旧や気温低下によって,価格を下げたのだろう。ただ,依然として高止まりしているのは確かで,ここからどう動くのかはわからない。
それではデータを見ていこう。
・ 天然ガスの毎週の純変化の推定値は,41Bcfから58Bcfの正味注入の範囲であり,中央値は47Bcf。8月6日に終了する週のストレージへの注入量は合計49Bcfで,5年間(2016〜 2020年)の平均正味注入量は42 Bcfで,昨年の正味注入量は55Bcf。天然ガス在庫は合計2,776Bcfで,これは5年間の平均より178 Bcf低く,現時点では昨年より548Bcf低くなっている。
・貯蔵庫への平均注入率は,補充シーズン(4月から10月)のこれまでの5年間の平均よりも13%低くなっている。貯蔵庫への注入率が残りの補充シーズンの5年間の平均8.9Bcf / dと一致した場合,10月31日の総在庫は3,541 Bcfになり,5年間の平均3,719より178Bcf低くなっている。
・IHS Markitのデータによると,過去1週間の気温は平均よりもわずかに高い傾向にあり,米国の天然ガスの総消費量は前のレポート週と比較して2.3%,つまり1.6 Bcf / d増加した。発電および住宅および商業消費は,それぞれ3.2%および5.6%(1.2 Bcf / dおよび0.5Bcf / d)増加した。
・IHS Markitのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して0.3%,つまり0.3 Bcf / d減少した。乾燥天然ガス生産は0.1%(0.1 Bcf / d)減少した。
・リグ稼働数に変化はない。
・2021年8月の短期エネルギー見通し(STEO)では,米国の天然ガス在庫は11月1日または冬の暖房シーズンの初めまでに3兆5,920億立方フィート(Bcf)に達し,以前より159Bcf低くなると予測している。
以上。
やはり在庫の量自体は少ない。とすると,数年前の暴騰が頭をよぎる。
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