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脅威の固定スプレッド!!

2021年12月10日金曜日

12月2週目 天然ガスまとめ

おはよう。というか,今日わ。

天然ガスは,レンジを形成しているような動き。3.7-3.8台で推移している。材料難である一方で,ウクライナ問題,暖冬など上下の材料が綱引きをしている状態。

特に,欧州での天然ガスは上がっているので,欧州のコアタイムでは上がり,米国のコアタイムでは下がる,そんなデイトレーダーにとってはとってもわかりやすい状況にもみえる。

自分はといえば,先日の日誌にも挙げたとおりの爆勝ちをして依頼は特に興味が無い。アノマリー的には,2月は下落しやすいので,その当たりにはもう一度売りポジをとろうかと思うのだが,どうにも食指がわかないので,待機している状況である。

さて,データはどうであろうか。 

・天然ガスアナリストの調査によると,稼働中の天然ガス在庫に対する毎週の純変化の推定値は,42Bcfから72Bcfの純引き出しの範囲であり,推定値の中央値は55Bcf。12月3日に終了する週のストレージからの純引き出しは合計59Bcfで,5年間(2016〜 2020年)の平均純引き出しは55 Bcf,昨年の純引き出しは78Bcf。稼働中の天然ガス在庫は合計3,505Bcfで,これは5年間の平均よりも90 Bcf低く,現時点では昨年より356Bcf低くなっている。

・IHS Markitのデータによると,米国の天然ガスの総消費量は,前のレポート週と比較して0.4%(0.3 Bcf / d)減少した。消費は,週ごとに2.5%(0.7 Bcf / d)増加しているが,発電セクターを除くすべてのセクターで減少した。

・産業部門の消費量は、週ごとに0.5%(0.1 Bcf / d)減少した。

・NOAAの報告によると,住宅および商業部門では,過去1週間の米国のほとんどの地域で,日中および夜間の気温が通常より高かった結果,天然ガス消費量が2.6%(0.9 Bcf / d)減少した。

・IHS Markitのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して1.1%(1.1 Bcf / d)減少した。先週の96.1Bcf / dと比較し,今週の乾燥天然ガス生産量は0.7%(0.7 Bcf / d)減少して95.4 Bcf / dになった。

・Baker Hughesによると,11月30日火曜日に終了する週の天然ガスリグ数は,過去4週間のレベルである102で変化していない。

ということ。

もう一つ以下の画像を見てほしい。EIAの長期的な予報だが,来年以降は天然ガスの生産が増加する,と予測されている。来年は,上がりをたたいていく,そんな戦略となっていくのか,それとも,SDGs関連で,天然ガスは緩やかに上昇していくのか。

いずれにしろ,チャートと仲良くなって,対応していかなければならないだろう。



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