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脅威の固定スプレッド!!

2022年5月19日木曜日

今後の見通し 2弾

さて,更新していこう。

まずはファンダメンタルズについて。

ただしファンダメンタルズについては大きく変わっていない。ウクライナ情勢も怪しいままだし,解決もしていない。ただし変化してきたこともあるので,記載しておこう。

・まずは米国の在庫統計について。

毎週まとめを行っているが,リグ稼働数の増加に比べて,在庫統計の在庫増加が5年兵器を下回っている。これが示すのは,在庫不足だけではなく,冬の在庫不足が顕著になるということである。

 








これを見れば明らかで,このペースで行くと,在庫の五年平均の下限となると思われる。とすると,ただでさえ欧州の在庫が足りないところにこれはとても痛い。

・経済動向

リセッションが起こるのではないかと危ぶまれている状況。当然,発電に使用されている天然ガスは,経済の停滞による天然ガスの消費量の減少の予測である。現に現在のチャートは供給不安で上がり,リセッションへの不安で下げようとする。

前回と違い,この二つの要素が加わっていると考えておこう。

また,ウクライナ情勢についてはやはり年単位となるのではないか。プーチンが暗殺されれば,エネルギー関連に対しての制裁は和らぎそうだが。。


さて,今回はチャートを載せておこう。




















価格の予想は苦手だが,

・ロングを狙うならば,6.5がネックラインとなっている。前回と変わらず,7.0を下回るようであれば,とおもう。

・ショートを狙うのであれば,三尊を考えておいても良いと思う。週足を見ると,あと少しで下落トレンドが始まりそうな雰囲気になっているので,ショートが優位にも見える。

・一方でファンダメンタルズは,ヨコヨコを示唆していると思う。とすると,6.5-8.5あたりの大きなレンジを想定しながら,取引を進めるのがよいのかも知れない。

個人的には当て屋ではないのだが,ある程度の価格レンジは想定している。チャート(MACD)の形次第だが,日足が下向きになり,ある程度下ったところからロングを狙いたいな,と思っている。

ただ,ポジションのタイミングの精度を上げたい。昨日もそうだし,チャートの名上がれに嫌われはじめると,方向性は合っていてもロスカットに引っかかってしまう。

ロスカットに引っかかるということは流れも読めていないのでは? と思うかも知れないが現在の天然ガスの挙動からするとノイズに近いと思っている。ノイズ、というのをまず排除して,精度を上げたいと思う今日この頃である。

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