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脅威の固定スプレッド!!

2022年6月12日日曜日

見通し 第3弾

さて,更新していこう。

まずはファンダメンタルズについて。

ただしファンダメンタルズについては大きく変わっていない。ウクライナ情勢も怪しいままだし,解決もしていない。ただし変化してきたこともあるので,記載しておこう。

・まずは米国の在庫統計について。

毎週まとめを行っているが,リグ稼働数の増加に比べて,在庫統計の在庫増加が5年平均を下回っている。これが示すのは,在庫不足だけではなく,冬の在庫不足が顕著になるということである。

・長期予報の変化について
現在は夏の冷房需要が意識されやすい時期に入ってきた。突然の上昇,暴騰のおおくは気温上昇やハリケーンによる影響が大きい。この違いについてだが,気温についてはじわじわとあげ続ける印象があり,ハリケーンについては一時的な上昇がみとめられ,翌日からは下落しやすい,という特徴があるように思える。
 基本的には上昇をとっていくスタイルで良いと思われる。取引は短期的に。

・経済動向

リセッションが起こるのではないかと危ぶまれている状況。当然,発電に使用されている天然ガスは,経済の停滞による天然ガスの消費量の減少の予測である。現に現在のチャートは供給不安で上がり,リセッションへの不安で下げようとする。

また,先週のCPIからするにインフレは継続しつつもピークアウトしつつあるということがわかる。もっとも市場としてはここまで強いものを想像していなかったように思えるが。

前回と違い,この3つの要素が加わっていると考えておこう。

また,ウクライナ情勢についてはやはり年単位となるのではないか。プーチンが暗殺されれば,エネルギー関連に対しての制裁は和らぎそうだが。。


さて,今回はチャートを載せておこう。














価格の予想は苦手だが,

・ロングを狙うならば,8.0までは引っ張りたい。

・ショートを狙うのであれば,9.5-9.7に網を張っておきたいと思っている。ベースとしてあるのは,上記の通りの内容であるから,基本的にはロングを狙い,このあたりをTPとしてみておくと良いと思われる。

・一方でファンダメンタルズは,ヨコヨコを示唆していると思う。とすると,8.0ー9.6あたりの大きなレンジを想定しながら,取引を進めるのがよいのかも知れない。


ロスカットに引っかかるということは流れも読めていないのでは? と思うかも知れないが現在の天然ガスの挙動からするとノイズに近いと思っている。ノイズ、というのをまず排除して,精度を上げたいと思う今日この頃である。

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