明けましておめでとう。
明日の市場の開場を前に,昨年の最後のまとめをしておこう。
天然ガスの価格自体は,横横の展開となっている。ただ11月の最高値を期に下降トレンドをたどっているようにも見えるので,注意が必要である。
今後の天然ガスの展開については,下記の引用ツイートを参考にして欲しい。
6月ごろまではこんなレンジじゃないかな?
— ぎんいろ (@yurinagasi46) January 2, 2021
冷房需要の方が、ここ最近は暖房より伸びやすいので、3.0近くまで行くなら、売っていこう。特に、2月に入ってからの3は売り場。 pic.twitter.com/BkIqlTlYRk
6月までは,下落レンジを予想している。このあたりから,冷房需要を考えていかなければいけないので,目線を変える必要がある。
一方で,1-2月に関しては,暖房需要との駆け引きになると考える。ただ,その暖房需要については,戻り売りの機会として捉えていきたい。
その根拠としては,このブログのリンクをはっておこう。
と言うことで,1月後半から2月の暖房需要による天然ガス価格の上昇は,売り場として捉えておきたい。ただ,コロナウイルスの治療プロトコール確立や,ワクチンの効果による経済復旧のファンダメンタルズたちが,私の悩みの種である。
昨年の価格推移を見ても,コロナウイルスによる影響で天然ガスの価格は一旦,1.5まで下げている。とすると,コロナウイルスの治療方法の確立は,巻き戻しを意味しているかもしれない。加えて,原油や他のエネルギー関連が上がっていく中で,天然ガスのみが余り反応していなかった。
とすると,天然ガスは出遅れている可能性がある。つまり,急騰は十分に考えられるシナリオとも言える。
ただ,治療方法自体の確立は何時になるか分からないので,そのニュース次第で,ドテンしたい。今のところはこのように考えている。
さて,先週のまとめだが,
天然ガスの在庫統計(-114Bcf)は,予想より(-125Bcf)も取り崩しがなかった。これにより,天然ガスの価格は大きく下げなかった。ただ,末日の価格は大きく上げていた。
在庫自体は,1年前・5年平均と比べると7.8%(251Bcf)および6.3%(206Bcf)超過しており,かなり多い在庫数で経過していることが分かる。
リグ稼働数については,横ばいとなっている。頭打ちなのかもしれない。一方で原油の稼働数は,3基増加し267基となっており,経済の戻しへの期待がうかがわれる。
情報量としては,少ないが,こんなところである。
最後に,
1月2日NOAA発表の8-14日後の気温予報です。メキシコ湾岸に平年以下の気温の地域、アメリカ南部に平年並みの地域が広がるのを除けば、大半の地域では平年以上の気温となる予報です。(H)#CFD #コモディティ #天然ガス #大豆 #コーン pic.twitter.com/pyWumUN1Xg
— 株式会社Neulab (@neulab_trade) January 3, 2021
となっている。12月31日の予報では
12月31日NOAA発表の6-10日後の気温予報です。フロリダ半島周辺で平年並み、太平洋岸から山岳地域にかけて平年以下の地域が広がります。アメリカ西部から大西洋岸まで広い地域では平年以上の気温となる予報です。(H)#CFD #コモディティ #天然ガス #大豆 #コーン pic.twitter.com/n1OI9ESlks
— 株式会社Neulab (@neulab_trade) January 1, 2021
となっている。つまり,明日の開始時には冷え込みを織り込む,窓開けとなると考えられる。
どこまで窓を開けるか,期待しながら待ちたい。
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