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脅威の固定スプレッド!!

2021年6月14日月曜日

6月2週 天然ガスまとめ

おはよう。

今日は余力が出来たので少し早めに,天然ガスのまとめを投稿していきたい。

昨週の天然ガスは,ふらふらとレンジを形成しているように見えたが,酷暑の天気予報を受けて,3.3台へと値をつけた。結局その後売られたが,3.2後半で価格を推移している。

今日の朝は,天気予報から下窓かな,考えていたが,見事に上窓を開けてスタートしている。その後は窓を埋めるようにずるずると下げてはいるものの,結局下げきれずにいる。おそらく欧州からアメリカ時間かけて,また値を上げるのではなかろうか,と思っている。

さて,昨週のデータはどうか。

・天然ガスの在庫統計は予想の98にたいして,それに一致した在庫の増加であった。繰り返すが,5年間(2016〜 2020年)の平均正味注入量は92 Bcfで,昨年の正味注入量は95Bcf。稼働中の天然ガス在庫は合計2,411Bcfであり,これは5年間の平均より55 Bcf低く,現時点では昨年より383Bcf低くなっている。徐々に増加傾向が見受けられる。

・5年間の平均よりも4%低くなっている。貯蔵庫への注入率が残りの補充シーズンの5年間の平均8.4Bcf / dと一致した場合,10月31日の総在庫は3,664 Bcfになり,5年間の平均3,719より55Bcf低くなる。今年の,冬の寒さが厳しければ,大きな上昇になるかも知れない。

・IHS Markitのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前週と比較して1.2%増加した。天然ガスの生産量は,比較して0.4%増加し,93.3 Bcf / dになっている。IHS Markitのデータによると,米国の週平均生産量が最後に93 Bcf / dを超えたのは,2020年3月の最後の週だった。全体的に視ても生産を増やしはじめているようにも見える。

・リグ稼働数は1基減少し,97基となっている。

以上である。

天候的には,やや落ち着いているようにもみえる。一方で,

という情報もある。ソルトレイク自体は,中西部に位置しており,人口が密集していない。そのため,価格を上昇させる要因にはならないと思うが,暑さが他にも波及するのではないか,というイメージをさせられる。これにより,思惑で天然ガスは買われやすいのかも知れない。


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