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脅威の固定スプレッド!!

2021年9月13日月曜日

9月2週目 天然ガス

おはよう。

先週の天然ガスは、5.0まで値を上げて,結局4.9まで利食い売りに押されて、終わっている。現在も4.909付近を推移し,ようやく勢いが衰えた,という感じなのだろうか。ただこの先がどうなっていくのかがよくわからないのが現状で,今のところ手を出さないのがベターなのかも知れない。

先日,ツイートしたとおり,

であり,4.4を割れない限りは上昇トレンド継続としてみた方がいいだろう。

そんな訳で,今週のデータはどうだったろうか。

・天然ガスのデスク調査によると,稼働中の天然ガスに対する毎週の純変化の推定値は,純注入量が30Bcfから58Bcfの範囲であり,推定値の中央値は42Bcfであった。9月3日までの1週間の注入量は合計52Bcfで,5年間(2016〜 2020年)の平均注入量は65 Bcf,昨年の注入量は65Bcf。稼働中の天然ガス在庫は合計2,923Bcfで,これは5年間の平均より235 Bcf低く,現時点では昨年より592Bcf低くなっている。補充シーズン(4月から10月)のこれまでの5年間の平均よりも15%低くなっている。貯蔵庫への注入率が残りの補充シーズンの5年間の平均9.7Bcf / dと一致した場合,10月31日の総在庫は3,484 Bcfになり,5年間の平均3,719より235Bcf低くなる。

・ IHS Markitのデータによると,米国の天然ガスの総消費量は,前のレポート週と比較して9.4%減少した。発電用に消費される天然ガスの減少は,週ごとに6.0 Bcf / d以上減少し,国内消費の減少全体のほぼすべてを占めた。住宅および商業部門の消費も減少し,週ごとに0.5 Bcf / d,つまり5.7%減少した。

・IHS Markitのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して1.1%減少した。乾燥天然ガスの生産量は,前のレポート週と比較して0.5 Bcf / d,0.6%以上減少した。これは,テキサス州北部の生産量が週ごとに平均0.3 Bcf / d減少したため。

・Baker Hughesによると,8月31日火曜日に終了する週に,天然ガスリグの数は5から102に増加した。

・最近リリースされた月刊電力のデータによると,2021年6月のすべてのセクターの天然ガス火力発電は1日あたり平均500万メガワット時(MWh)で,2020年に設定された以前の平均6月の記録より4%高くなっている。

以上だ。

一時的な価格の下落はあるのだろうが,トレンドが割れるまでは,上に見ていきたい。


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