Translate

脅威の固定スプレッド!!

2022年2月18日金曜日

2月2週 天然ガスまとめ

こんにちは。

病棟実習を行っている時期なので,更新が遅れてしまう。申し訳ない。

先週から今週にかけての天然ガスは暴騰。一時期4.7後半の値をつけるものの,下落し,4.4台で現在は推移している。ヘッドラインに終始踊らされてはいるものの,気温や在庫統計などもあり,ヘッドラインというよりはむしろそちらに価格を上下しているような印象である。

さて,データは。

・天然ガスアナリストの調査によると,稼働中の天然ガス在庫に対する毎週の純変化の推定値は,182Bcfから206Bcfの範囲であり,中央値は197Bcf。11日に終了する週のストレージからの純引き出しは合計190Bcfで,5年間(2017〜 2021年)の平均純引き出しは154 Bcf。昨年の純引き出しは227Bcfとなったいる。稼働中の天然ガス在庫は合計1,911Bcfであり,これは5年間の平均より251 Bcf低く,現時点では昨年より404Bcf低くなっている。

・保管からの撤退の平均率は,撤退シーズン(11月から3月)のこれまでの5年間の平均よりも9%高くなっている。ストレージからの撤退率が,残りの5年間の平均10.3 Bcf / dと一致した場合,3月31日の総在庫は1,415 Bcfになり,5年間の平均1,666より251Bcf低くなる。

・IHS Markitのデータによると,米国の天然ガスの総消費量は,前のレポート週と比較して10.9%(11.3 Bcf / d)減少した。発電用の天然ガス消費量は12.0%(3.6 Bcf / d)減少し,住宅および商業部門の消費量は1週間前から15.0%(7.2 Bcf / d)減少した。NOAAが報告した現在のレポート週では,米国西部,中南部,および東部のほとんどで日中の気温が高くなっている。

・IHS Markitのデータによると,今週の天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して3.2%(3.1 Bcf / d)増加し,先週の週ごとの2.7%の減少を相殺した。

・Baker Hughesによると,2月8日火曜日に終了する週に,天然ガスリグの数は118リグに増加した。

以上だ。

例年よりもかなり低い。ロシアによる欧州のガス供給問題が大きく加担していると思う。今後は緩やかに下落していくと思われるが,今度は夏に向けての準備をしていかなければならない。

春頃から緩やかに買っていきたい。


0 件のコメント:

コメントを投稿

7月3週 天然ガスまとめ