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脅威の固定スプレッド!!

2022年2月2日水曜日

1月31日 EIAまとめ

穏やかな12月,寒い1月以降の米国の天然ガス在庫は5年平均に近い

というお話。

・1月21日時点で貯蔵されている天然ガスは合計2兆5,910億立方フィート(Bcf)。天然ガスの貯蔵量は,これまでの5年間(2017-2021年)の週平均より25Bcf(1%)少なくなっている。11月5日の暖房シーズン開始時点で,貯蔵中の天然ガスは3,618Bcf(3%),これまでの5年平均より少なかった。

・暖房シーズン初期の数週間は平年よりかなり暖かく,天然ガスの暖房需要が減少し,米国の天然ガス在庫からの引出しが減少した。

・米国海洋大気庁(NOAA)は,12月3日から30日までの米国48州におけるガス加重暖房度日の累積値を635日と報告し,これは過去10年間の平均値より12%少なかった。

・1月上旬以降,米国中西部や北東部の気温が平年より低く,暖房用の天然ガス需要が増加し,LNGの輸出も高水準で推移している。貯蔵所からの純引出量は1月最初の3週間で5年平均を25%上回り,貯蔵所在庫は5年平均の1%以内に収まった。

・1月の短期エネルギー見通し(STEO)では,3月末の使用済み天然ガス在庫は1,795Bcfとなり,5年間(2017~21年)の平均を128Bcf(7%)上回ると予測した。



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