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脅威の固定スプレッド!!

2022年3月11日金曜日

3月1週目 天然ガスまとめ

こんばんわ。

ここのところ、実習が始まってしまったので、なかなか相場に参加できない。まぁ、荒れに荒れて草も生えないぺんぺん草みたいな状況だから、僕も間違いなく焼かれていると考えると、参加できなくなって良かったのかも知れない。

さて、データだけは簡潔にまとめておこう。

・純引き出しは合計124Bcfで、5年間(2017〜2021年)の平均純引き出しは89 Bcf、昨年の純引き出しは59Bcfとなっている。稼働中の天然ガス在庫は合計1,519Bcfであり、これは5年間の平均より290 Bcf低く、現時点では昨年より281Bcf低くなっている。

・天然ガスの調査によると、稼働中の天然ガス在庫に対する毎週の純変化の推定値は、103Bcfから131Bcfの範囲であり、中央値は121Bcf。

・撤退シーズン(11月から3月)のこれまでの5年間の平均よりも10%高くなっている。貯蔵庫からの撤退率が残りの撤退シーズンの5年間の平均5.3Bcf/ dと一致した場合、3月31日の総在庫は1,376 Bcfになり、5年間の平均1,666より290Bcf低くなる。

・合計85BcfのLNG運搬能力を持つ23隻のLNG船が米国を出港した。

・PointLogicのデータによると、米国の天然ガスの平均総消費量は、前のレポート週と比較して13.3%(12.6 Bcf / d)減少した。NOAAによると、ミシシッピ渓谷から米国東部にかけて平均以上の気温が伸びたため、住宅および商業部門の消費量は20.8%(8.4 Bcf / d)減少した 。発電用に消費される天然ガスは10.9%(3.3 Bcf / d)減少し、産業部門の消費量は週ごとに3.8%(1.0 Bcf / d)減少した。

・メキシコへの天然ガスの輸出は3.3%(0.2 Bcf / d)減少したが、米国のLNG輸出施設への天然ガスの供給(LNGパイプラインの受領)は平均12.8 Bcf / dで、先週より0.5 Bcf/d高くなった。

・Baker Hughesによると、3月1日火曜日に終了する週に、天然ガスリグの数は3から130リグに増加した。

・最近発表されたAnnualEnergyOutlook 2022(AEO2022)によると、米国の産業部門は、2020年代初頭に電力部門を超えて、天然ガス総消費量の最大のシェアを占めることになる。米国の産業部門の天然ガス消費量は、2021年の285億立方フィート/日(Bcf / d)から2050年には36.0 Bcf / dに増加し、27%増加する。


ここのところのウクライナ情勢から、米国の天然ガスの採掘を増加させようとリグ稼働数が増えている。昨年一月頃には100前後だった記憶があるため、かなり増えていることがわかる。

どうなるか全く先行きが不安定だが、これが突然必要なくなったらどうなるんだろうねぇ。


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