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脅威の固定スプレッド!!

2022年3月18日金曜日

3月2週目 天然ガスまとめ

こんにちわ。

本日は,実習の最終日でもあるため,この時間まで動くことができずに,遅くなってしまった。天然ガスの動きはめまぐるしく,ウクライナーロシアの停戦合意期待から,反転している動きを見せている。期待は期待であり,事実ではないので,どこまで行ってもこの二国に揺り動かされている状態。

こういうときは動かないのがベストであろう。

さて,データはどうであったか。 

・天然ガスアナリストのデスク調査によると,天然ガスの稼働中の在庫に対する週ごとの純変化の推定値は,56Bcfから87Bcfの範囲であり,中央値は73Bcf。

・純引き出しは合計79Bcfで,5年間(2017〜2021年)の平均純引き出しは65 Bcf。昨年の純引き出しは16Bcfとなっていた。稼働中の天然ガス在庫は合計1,440Bcfであり,これは5年間の平均より304 Bcf低く,現時点では昨年より344Bcf低くなっている。

・撤退シーズンのこの時点(11月から3月)の5年間の平均よりも10%高くなっている。貯蔵庫からの撤退率が,撤退シーズンの残りの期間の5年間の平均3.9 Bcf / dと一致した場合,3月31日の総在庫は1,362 Bcfになり、5年間の平均1,666より304Bcf低くなると予想されている。

・合計82BcfのLNG運搬能力を持つ22隻のLNG船が3月10日から3月16日に米国を出港している

・PointLogicのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して0.9%(0.9 Bcf / d)減少した。乾燥天然ガスの生産量は,前週と比較して週ごとに1.1%(1.0 Bcf / d)減少した。

・Baker Hughesによると,3月8日火曜日に終了する週に,天然ガスリグの数は5から135リグに増加した。

・米国の液化天然ガス(LNG)の輸出は,2021年に過去最高を記録し,1日あたり平均97億立方フィート(Bcf / d)で,2020年の年間平均と比較して3.2 Bcf / d(50%)増加した。


リグ稼働数の増加が止まらない。大して,生産は上がっていないが,今後上昇すると見込める。こうした動きからも,米国がウクライナ情勢が改善することを見込んでいないことがわかる。

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