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脅威の固定スプレッド!!

2022年8月19日金曜日

8月4週目 天然ガスまとめ

こんにちわ。

天然ガスは大きく暴騰した。一旦,8.5付近までの下落を見せて,その後9台まで一気に上昇した。昨夜の強気の在庫統計を受けて,9.6まで上昇したが,9.1までずるずると下落している。

ここのところ在庫統計の結果を見ていくと、弱気の在庫統計の後は大きく上昇,強気の在庫統計の後は大きく下落するという,矛盾というか事実でどっちかに動かしている。

まぁ確かに,9.6付近は売りを浴びせあれるような動きをしているので,仕方が無いと思われるが,次はどこまで下落した後に,ここを抜けていくのだろうか。

さて,データはどうだろうか

・ TheDeskが行った天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は,14Bcfから43Bcfまでの幅があり,中央値は29Bcfと推定されている。812日に終わる週の貯蔵所への純注入量は18Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量47Bcf,昨年の同週の純注入量46Bcfと比較すると,その差は歴然としています。稼働中の天然ガス在庫は2,519Bcfで,5年平均より367Bcf13%),昨年の同時期より296Bcf11%)少なくなっている。

・貯蔵庫への平均注入量は,補充期(4月~10月)のこれまでの5年平均を7%下回っている。仮に,残りの補充期において貯蔵庫への注入率が5年平均の9.5Bcf/dと同じであれば,1031日の総在庫は3,278Bcfとなり,この時期の5年平均3,645Bcfより367Bcf低くなる。

・ベーカーヒューズ社によると,8月9日(火)までの1週間の天然ガスリグ数は,1週間前より1リグ減の160リグとなった。

・Bloomberg Finance, L.P.の出荷データによると,8 月 11 日から 8 月 17 日までに 19 隻のLNG船が米国から出港し,合計 70 BcfのLNG輸送能力を持つことが判明した。

・ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は前週比1.7%(1.8Bcf/d)減少した。乾式天然ガス生産量は前週比1.1%(1.1Bcf/d)であった。カナダからの平均純輸入量は,前週から13.2%(0.7Bcf/d)減少した。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比8.0%(6.0Bcf/d)減少したが,これは発電用の天然ガス消費量が前週比12.3%(5.4Bcf/d)減少したことが要因である。東海岸と中西部で気温が低下した。産業部門の消費量は前週比0.7%0.1Bcf/d)増加した。家庭・商業部門では7.6%(0.7Bcf/d)減少した。

以上だ。

輸送が少しずつ上がってきている。

そろそろ夏の冷房需要が下がり,冬の暖房需要が意識されてくるだろう。そして,LNGの輸送施設の復帰から,欧州との価格との連動も見込める。

どこで買うか。だな

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