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脅威の固定スプレッド!!

2022年1月28日金曜日

1月4週 天然ガスまとめ

おはよう。

天然ガスは,価格調整を受けて一旦下落したものの,その後上昇した。様々な要因があると思うが,寒気とウクライナ問題,そして原油高など,下落する要因がほとんど無かったように思える。

また,原油高の背景にあるインフレもあるだろう。商品系はこの波に乗っておくべきなのだが,アノマリー的には,二月の下落が控えているので,ポジションを躊躇している。躊躇するならば何もしない方が良いと思うので,そのままにしている。

さて,データはどうだろうか

・ 天然ガスアナリストによると,稼働中の天然ガス在庫に対する毎週の純変化の推定値は,198Bcfから231Bcfの範囲であり,中央値は217Bcf。1月21日に終了する週のストレージからの純引き出しは合計219Bcfだが,5年間(2017〜 2021年)の平均純引き出しは161 Bcfで,昨年の純引き出しは137Bcf。稼働中の天然ガス在庫は合計2,591Bcfで,これは5年間の平均より25 Bcf低く,現時点では昨年より308Bcf低くなっている。

・撤退シーズン(11月から3月)のこれまでの5年間の平均よりも7%低くなっている。ストレージからの撤退率が残りの撤退シーズンの5年間の平均13.8Bcf / dと一致した場合,3月31日の総在庫は1,641 Bcfになり,5年間の平均である1,666より25Bcf低くなる。

・IHS Markitのデータによると,米国の天然ガスの総消費量は,前週と比較して14.2%(14.3 Bcf / d)増加し,すべてのセクターで週ごとに4%以上増加した。

・最大の増加は住宅および商業部門であり,日中および夜間の気温が平均を大幅に下回ったため,消費量は21.4%(9.9 Bcf / d)増加した。NOAAによると,発電用に消費される天然ガスは週ごとに11.5%(3.3 Bcf / d)増加し,産業部門の消費量は週ごとに4.2%(1.1 Bcf / d)増加した。

・IHS Markitのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前のレポート週と比較して0.4%(0.4 Bcf / d)増加して100.3 Bcf / dに。

・Baker Hughesによると,1月18日火曜日に終了する週に,天然ガスリグの数は4から113リグに増加した。

本日は以上。

ショートスクイーズもあり,異常な数値をたたき出してはいる。どう解釈するか,だが,期先なので無視という考えもありだと思う。

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