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脅威の固定スプレッド!!

2022年7月12日火曜日

見通し 第4弾

 さて,更新していこう。


まずはファンダメンタルズについて。


ただしファンダメンタルズについては大きく変わっていない。ウクライナ情勢も怪しいままだし,解決もしていない。ただし変化してきたこともあるので,記載しておこう。


・まずは米国の在庫統計について。

依然として在庫は増加傾向にある。先週の在庫統計で,予想よりも減少している。最近の傾向として,在庫統計をきっかけにトレンドの転換となっている。それには充分京すべきである。

リグ稼働数も先週は減少していた。また,在庫統計の在庫増加が5年平均を下回っていることは継続している。これが示すのは,在庫不足だけではなく,冬の在庫不足が顕著になるということである。


・長期予報の変化について

現在は夏の冷房需要が意識されやすい時期に入ってきた。突然の上昇,暴騰のおおくは気温上昇やハリケーンによる影響が大きい。この違いについてだが,気温についてはじわじわとあげ続ける印象があり,ハリケーンについては一時的な上昇がみとめられ,翌日からは下落しやすい,という特徴があるように思える。

 基本的には上昇をとっていくスタイルで良いと思われる。取引は短期的に。

今週の場合,南部の高温により電力需要が懸念された。テキサスでは節電が求められるほどであり,いまのところ停電とはならなかったようだが,アメリカでも電力は……という状況かも知れない。


・経済動向

リセッションが起こるのではないか。特に欧州では,天然ガスの輸入の停止が危ぶまれており,それによるインフレから,経済がかなり停滞しているように見える。また,今週からこれまで欧州に天然ガスを提供していたノルドストリームが点検のために停止した。

このまま停止するのではないか,という懸念が強いし。ただ,ロシアもそこまですれば全面戦争になりかねない事は理解しているのではないだろうか。ただ,それでも止まらない可能性があるのは頭に入れておくべきだ。

前回から,この3つの要素が変化していると考えておこう。








今後の展望

・上記チャートの通り,5.5-7.0のレンジを想定する。基本的には,先週までは売りたい,と思っていたのだが,ノルドストリームの件もあるので,21日(再開予定のため)に近づくにつれて,ロングから入るようにしたい。

・基本的には,スキャルティングかデイトレードの方向で。スイングをするには,少し不透明すぎる。


・上記ツイートの通り,スキャるならば東京時間のレンジで。デイトレを行うならば,欧州時間の上昇から,アメリカ時間を想定しておきたい。

・動く時間軸は,17時,20時,22時,なので,そこは意識しておきたいが,無理にトレードをする必要性はない。固いところだけ,頂くのがよいだろう。


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