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脅威の固定スプレッド!!

2022年4月1日金曜日

3月4週目 天然ガスまとめ

おはよう。

引っ越し作業がようやく落ち着き,ここから荷物の整理や棚の購入にシフトしていく。そろそろ相場に復帰していきたいと考えているが,果たしてどうなることやら。種銭は問題なく確保できそうだが,忙しくてチャート監視とかしてこれなかったから,それ含めて,夏頃かなぁ。

さて,今週の動きとしては,昨晩はロシアの問題でゴタゴタしながら,5.8まで上げたものの結局在庫統計以降は価格を下げるような動き。こればっかりはという感じかな。 

データはどうだろうか。

・天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は,14Bcfから45Bcfの範囲で,中央値は26Bcfと推定されていた。3月25日に終わる週の貯蔵所への純注入量は26Bcfで,5年間(2017~2021年)の平均純引出量は23Bcf,昨年の同週純注入量は7Bcfでした。稼働中の天然ガス在庫は1,415Bcfで,5年平均より244Bcf,昨年の同時期より347Bcf減少している。

・貯蔵庫からの平均引出し量は,引出しシーズン(11月~3月)である現時点までの5年平均より7%多い。仮に,残りの取出シーズンにおいて,貯蔵庫からの取出量が5年平均の1.1Bcf/dと同じであれば,3月31日の総在庫は1,422Bcfとなり,この時期の5年平均1,666Bcfより244Bcf低くなる。

・Bloomberg Finance, L.P.の海運データによると,3月24日から3月30日の間に25隻のLNG船が米国から93Bcf(前回は82)出航した。

・PointLogicのデータによると,米国の天然ガス総消費量は,すべての主要消費セクターで前週比15.0%(10.4Bcf/d)増となった。NOAA のデータによると,米国東部の日中の平均気温がこの時期としては平年より低かったため,家庭用および商業用セクターの天然ガス消費量が今週最も増加し,39.2% (8.4 Bcf/d) 増加した。発電用天然ガス消費量は前週比4.9%(1.2Bcf/d)増,産業部門消費量は3.4%(0.8Bcf/d)増となった。

・天然ガスの平均総供給量は前週比1.2%(1.2Bcf/d)増加した。乾式天然ガス生産量が前週比0.1%(0.1Bcf/d)増加したため,主要供給源の全てが増加した。

・ベーカーヒューズ社によると,3月22日(火)までの週の天然ガスのリグ数は137基で1週間前と横ばい。

以上。

米国からの天然ガスの輸出が増加傾向にあり,頭打ちはまだ。

欧州は,ロシアからルーブル払いを要求され,そこから手のひら返しでユーロ払いもかとなっている。ここは情報が錯綜し,ヘッドラインで動く感じ。

チャート的には三尊形成も,上昇のトレンドは継続。ロングは,トレンドの真ん中と加減くらいか。夏の暴騰に備えるのもあり。



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