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脅威の固定スプレッド!!

2022年4月15日金曜日

4月2週目 天然ガスまとめ

おはよう。

天然ガスはついに7.3台までの上昇となった。予想よりも早く,一旦7.0台を維持できずに下げるのではないかと思っていただけに,予想外である。

懸念は無論ウクライナ問題であり,どうしようも出来ない問題である。7.0台での反落を予想していた勢が多かったのか,どうにも止まらない状況。

さて,データはどうだろうか。 

・The Deskが実施した天然ガスアナリストの調査によると,1週間の可動式天然ガス在庫の純増減は5Bcfから29Bcfの範囲で,中央値は21Bcfと推定されている。4月8日に終わる週の貯蔵庫への純注入量は15Bcfで,5年間(2017~2021年)の平均純注入量33Bcf,昨年の同週純注入量55Bcfと比較すると,その差は歴然としている。稼働中の天然ガス在庫は1,397Bcfで,この時点では5年平均より303Bcf、昨年より439Bcf減少している。

・Bloomberg Finance, L.P.の出荷データによると,4月7日から4月13日の間に20隻のLNG船が合計75BcfのLNG積載量で米国を出航した。メキシコ湾が強風と最大7フィートの波など天候不良で,さらにメンテナンスが予定されていたことから,今週はLNG出荷量が少なくなった。

・米国の天然ガス消費量は前週と比較して2.9%(2.1Bcf/d)減少した。天然ガス消費量が唯一増加したのは電力部門で,前週比1.4%(0.4Bcf/d)増加した。産業部門は0.7%(0.2Bcf/d),家庭・商業部門は9.8%(2.3Bcf/d)それぞれ減少した。

・ポイントロジックのデータによると,今週の天然ガスの平均供給総量は,前週と比較して若干減少した。乾式天然ガス生産量は前週比0.1Bcf/dの減少。

・ベーカーヒューズ社による,1週間前より3リグ増の141リグだった。

本日は以上だ。

まだまだという感じだ。

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